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可也村
【かやむら】


(近代)明治22年~昭和29年の自治体名。はじめ志摩郡,明治29年からは糸島郡に所属。糸島半島中央部,可也山北東麓に位置する。吉田・小金丸・稲留・初・井田原・松隈・馬場・師吉・津和崎の9か村が合併して成立。旧村名を継承した9大字を編成。合併時の戸数561・人口2,920,地積は田434町・畑220町・山林571町など計1,425町。明治24年の戸数555・人口3,028(男1,561・女1,467),厩496,寺院12,学校1(徴発物件)。昭和25年の世帯数750・人口4,481。昭和18年海軍航空隊の基地を建設,同25年地元で買い受け,農地となる。同26年小富士村との間で境界変更を実施。同30年1月1日志摩村の一部となり,当村の9大字は志摩村の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7210430