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勘六橋
【かんろくばし】


遠賀(おんが)川に架かる橋。直方(のおがた)市新町1・2丁目と溝堀1丁目を結ぶ。主要地方道田川直方線が通過,橋長210.9m,幅員9.1m。2車線で両側に歩道をもつ。明治44年3月,幅約3mの木橋が架かるまでは,境口渡があり,渡舟で結ばれた。境口渡は,直方藩の渡守,勘六の名にちなみ,勘六渡とも呼ばれ,橋名ともなった(直方市史)。木橋が老朽化したため,昭和9年11月,現在の鉄筋コンクリート橋を架設。橋西端は田川直方線の終点で,国道200号・主要地方道福岡直方線と接続,交通量が多い。同58年9月,彦山川に架かる東勘六橋(橋長215m,幅員12m)が完成,勘六橋と東勘六橋をつなぐ長さ77mの取付け道路の新設により,国道200号から勘六橋・東勘六橋を経て,主要地方道田川直方線のバイパスと結ばれた。将来,国道200号バイパスと接続の予定。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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