北九州道路
【きたきゅうしゅうどうろ】

北九州市内を東西に走る有料の自動車専用道路。路線名は国道３号。門司区黒川を起点とし，小倉北区・八幡東区を通って八幡西区割子川町に至る。延長25.7km。４車線。インターチェンジ数７。日本道路公団が管理。北九州工業地帯を東西に貫通する国道３号の，飽和状態に達した交通渋滞を緩和するため，昭和32年５月に着工。翌年10月に門司区内の，黒川の春日インターチェンジと大里の大里インターチェンジ間4.3kmが暫定２車線で開通，その後延伸と拡幅を重ね，昭和48年11月10日に完成。総事業費約371億円。起点で関門自動車道，終点では九州縦貫自動車道に連絡する自動車専用の北九州直方道路にそれぞれ接続。同57年度の交通量実績は１日平均７万8,721台。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7210620