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清水山
【きよみずやま】


山門郡の瀬高町と山川町の境界にある山。標高350.5m。八女(やめ)郡立花町にも山麓が続く。山頂付近に古墳が多いため,高塚山と呼ばれたが,西側中腹に天台宗清水寺が建立され,清水山と呼ぶようになった。三郡変成岩からなる筑肥山地の西端に位置し,山麓では明治~大正期まで,渓流を利用した水車小屋が数か所あって精米・製粉が盛んであった。山頂近くまでミカン畑が広がり,山頂からは筑後平野を一望でき,ハイキングコースとして親しまれる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7210742