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楠田組
【くすだぐみ】


旧国名:筑後

(近世)江戸後期の組名。柳川藩領における広域行政区画である大庄屋組の1つ。筑後国三池郡のうち。「旧柳河藩誌」によれば,当組に所属する村は東濃施・中濃施・西濃施・上楠田・下楠田・北新開・南新開・亀尻・谷川・上飯江(かみはえ)・中飯江・下飯江・飯田・浦・田尻・岩津・古賀・今福・原・江浦・江浦町・黒崎開・黒崎の23か村,明治初年の反別は1,286町余,石高は1万7,258石余。御領中郡別人数高御改帳(県史資料3)によれば,文化7年の家数1,925・寺庵数28.2歳以上人数8,571,安政5年の家数2,130・寺庵数28.2歳以上人数1万216。現在の大牟田市・高田町の各一部にあたる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7210802