呉服町下
【ごふくまちしも】
旧国名:筑前
(近世)江戸期~明治7年の町名。江戸期は博多の1町。御笠川下流左岸に位置する。呉服町流のうち。縦筋の町で南は呉服町上,北は市小路町上に接する。元禄年間の家数20(続風土記)。宝暦年間の家数22,間数112間余(石城志)。江戸初期から,当町に福岡藩町人格式筆頭の大賀氏の分家が居住(続風土記拾遺)。慶応2年当時は,大店として薬の内海,酒造の鞍屋が居住(博多店運上帳)。明治7年下呉服町と改称。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7211199 |