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小藤町
【こふじまち】


(近代)大正期~昭和12年頃の通称地名。本町(6丁目)と不老町(5丁目)を結ぶ通り沿いを指し,明治40年創立の旧尾倉小学校正門前で米町・不老町と接していた。西本町(6丁目)一念寺の横より分岐しており,昭和7年には66戸を数えた。同12年公会堂建設予定地となり,町名は消滅。同20年の八幡大空襲で周辺は焦土と化したが,戦後の同23年に始まる小伊藤山切取工事で周辺は埋め立てられ,区画整理が行われた。現在の尾倉2丁目のうちで,尾倉小学校校地となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7211204