下八院
【しもばちいん】
旧国名:筑後
「しもばちのいん」ともいう(三潴郡誌)。筑後平野西南部,筑後川下流左岸に位置する。地名の由来は不詳であるが,鎮守の日吉神社は,延暦5年公家八之院が内裏から下着し,同15年勧請したものと伝える。正応4年の山代文書に八院村の名が見え,文禄4年立花家知行目録にも八ゐん村とある(立花文書/県史資料4)。その後,上中下3か村に分村したのであろう。
【下八院村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【下八院(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7211704 |