昭和開
【しょうわびらき】

(近代)昭和49年～現在の高田町の大字名。高田町永治・黒崎開地先の有明海を埋め立てて成立。地名は有明炭鉱が昭和開１番地としてすでに決定をみていたことによる。配分土地の保存登記については三池干拓土地改良区役員の協議により昭和50年に完了し，田156万6,755.0m(^2)・宅地３万9,207.43m(^2)・雑種地640.0m(^2)（三池干拓史）。昭和47年三井鉱山全額出資による有明炭鉱設立，同48年日鉄鉱業より有明炭鉱が鉱業権を取得。同51年出炭開始。同52年三井石炭鉱業と合併，最高日産5,251tを記録。同55年の世帯数30・人口144，組数３。三池炭鉱の主力鉱，有明炭鉱で同59年坑内火災，死者53・負傷者16を出す。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7211867