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四郎丸村
【しろうまるむら】


旧国名:筑前

(近世)江戸期~明治14年の村名。筑前国下座郡のうち。筑後川の支流,荷原(いないばる)川下流域の平野部に位置する。福岡藩領。村高は,「慶長国絵図」260石余,「正保郷帳」200石余(田154石余・畠45石余),「元禄国絵図」も200石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに293石余。慶長12年には新免伊賀の知行地(下座郡百姓改帳)。産土神は林田村の林田神社(現美奈宜神社)。明治初期の小名数2,戸数29・人口154(男73・女81),馬10,田22町余・畑3町余,正税は米・大豆148石余,雑税は米・大豆4石余と金2円余(地理全誌)。同14年福光村の一部となる。現在の甘木市福光の一部にあたる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7211929