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鈴ノ耳納
【すずのみのう】


八女(やめ)郡星野村東部にある山。標高931.1m。山頂付近は比較的なだらかな山容をなす。山名は,かつて山伏が住み,付近一帯に山伏の鳴らす鈴の音が響いたので鈴の耳納となったという説や,家畜の飼料であるカヤが豊富で,秋になると一面ススキの原になるところから,ススキの耳納と称し,転訛してすずの耳納になったとする説がある。現在はヒノキの美林がみられる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7212113