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大正町
【たいしょうまち】


(近代)昭和初期~昭和30年頃の通称地名。八幡製鉄所の洞岡(くきおか)埋立て促進のため,大正12~15年にかけて西尾倉山・小伊藤山北部の切取りが行われ,その跡地にできた町で,現在の八幡駅付近に位置した。昭和7年には121戸を数えた。同20年8月の八幡大空襲で一帯は焼失。戦後の区画整理で小伊藤山が除去され,復興道路が敷設,八幡駅の現位置への移設,駅前の整備などで付近の様相は一変した。現在の西本町3丁目のうち。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7212290