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高取
【たかとり】


(近代)昭和44年~現在の町名。1~2丁目がある。はじめ福岡市,同47年同市西区,同57年からは同市早良(さわら)区の町名。もとは福岡市紅葉町1~3丁目・藤崎町1~3丁目・西新町の各一部と神楽町・弓田町。町名はこの地の皿山に旧福岡藩御用窯であった高取焼の窯元があることによる。高取焼は慶長の役後黒田長政に従って朝鮮から渡来した陶工八山によって現在の直方市にある鷹取山に窯が開かれたことに始まる。八山は高取八蔵と改名したが,これは鷹取山の名および高麗より取り来るの意によったものである。昭和58年の世帯数1,827・人口4,407。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7212413