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竹ノ尾城
【たけのおじょう】


室町期~戦国期の山城。北九州市八幡西区の上津役地区に所在。熊野神社北方の城山山頂部に築かれ,本丸は東西40m×南北15mほどで,そこから階段状に出丸が続き,空堀跡が残る。明応年間,花尾城に拠って大内軍の攻囲に耐えた麻生家信が,和睦の後この城を築いて一時在城し,その後,花尾城主麻生氏の持城となったが,永禄10年,山鹿麻生氏の軍勢に攻められて落城したと伝える。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7212508