田原
【たばら】

旧国名:豊前
中元寺川流域に位置する。地名は氏神である正八幡神社の境内にある田原殿から起こったもので,田原麻瑠を祀る。田原氏は伝説にいう神功皇后の西進の時に従軍して大いに武功をたて,その名声が近在に聞こえ,田原氏の在住する当地を田原と呼ぶようになったといわれる。当地は宇佐八幡の荘園に属し,氏神社である正八幡神社は,貞観18年に宇佐より勧請。中世,国人田原氏は神社の南方の茶臼山に平原城を築いた。当地に伝わる杖楽は県無形民俗文化財で,鎮西八郎為朝が久寿元年に奉納したと伝えられる。
【田原荘(中世)】 南北朝期~戦国期に見える荘園名。
【田原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【田原(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7212621 |





