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鶴三緒
【つるみお】


(近代)昭和26年~現在の飯塚市の大字名。遠賀(おんが)川(嘉麻川)左岸に位置する。川岸近くまで丘陵地がせまり,人家は丘陵地沿いにある。もとは飯塚市下三緒の一部。地名の由来は,三緒については水路・水流によるものとされ,また鶴が飛来していたから鶴三緒ともいわれる。「和名抄」にある嘉麻郡六郷の1つ三緒郷はこの一帯である。近世には下三緒村の枝村に鶴三緒村があった。産土神は白山宮,延享4年上三緒村より勧請し,祭日奉祀は本社と同じ。また八大竜社がある(続風土記拾遺)。昭和32年飯塚第一中学校から独立して菰田中学校が開校。当時の学級数8・生徒数270,昭和49年学級数11・生徒数369(飯塚市誌)。昭和40年菰田より県立嘉穂農業高校が移転。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7212890