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東海道山陽新幹線
【とうかいどうさんようしんかんせん】


JRの路線名。東京駅から福岡市博多区の博多駅に至る。軌間1,435mm,延長1,069km,うち県内は新関門トンネル海底部から博多駅までの71.6kmで,小倉(北九州市小倉区)・博多の2駅(他に博多駅~車両基地間7.6km)。昭和39年10月1日,東京オリンピックにあわせて東京駅~新大阪駅間でまず開業,同47年3月15日岡山駅まで,同50年3月10日博多駅まで延びた。これにより在来線特急で約17時間要した東京駅~博多駅間が6時間台で結ばれる。正式にはこの新幹線は東海道本線・山陽本線・鹿児島本線の増設路線として敷設されたもので,東京駅~新神戸駅間が東海道本線,新神戸駅~小倉駅間が山陽本線,小倉駅~博多駅間が鹿児島本線。同57年6月に東北新幹線が開業したのを機に,東海道山陽新幹線と呼ぶようになった。同60年10月現在博多駅を発着する臨時・季節運転などを除く平日定期の新幹線列車はひかり・こだま合わせて1日78本,毎日の乗降客は博多駅で3万2,000人,小倉駅で2万2,000人。小倉駅~博多駅間1区間のみの利用客は平日1万3,000人に達し(同59年度),ほかのどの1駅区間よりもずば抜けて多く,同区間のみのこだま5往復を運転している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7212961