角川日本地名大辞典 九州地方 福岡県 61 塔原【とうのばる】 旧国名:筑前 塔ノ原とも書いた。背振山地東端天拝山の北麓に位置する。地名の由来は,昔この地に塔があって遠くからよく見えたことによるという(続風土記)。弥生時代~中世の桶田山遺跡や塔原廃寺がある。古くから湯町があった(続風土記拾遺)。塔原塔跡は昭和14年国史跡となった。【塔原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【塔原(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7212994