100辞書・辞典一括検索

JLogos

51

戸畑
【とばた】


旧国名:筑前

飛幡・戸幡とも書いた。洞海湾に面して位置する。現在は若松区との間に若戸大橋が架かり,西を鹿児島本線が走る。地名の由来は,岬門の端にあるので門端の義である。名護屋崎古墳からは人骨,土器,鉄鏃などが出土し,牧山古墳からは銅鏡が出土した。
飛幡浦(古代)】 奈良期に見える浦名。
戸幡(中世)】 室町期から見える地名。
戸畑村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
戸畑村(近代)】 明治22~32年の遠賀郡の自治体名。
戸畑町(近代)】 明治32年~大正13年の遠賀郡の自治体名。
戸畑市(近代)】 大正13年~昭和38年の自治体名。
戸畑区(近代)】 昭和38年~現在の北九州市の区名。
戸畑(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7213084