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長糸村
【ながいとむら】


(近代)明治23年~昭和29年の自治体名。はじめ怡土(いと)郡,明治29年からは糸島郡に所属。長野川上流域に位置する。長飯本村が改称して成立。同村の6大字を継承。役場を川付に設置。明治24年の戸数510・人口2,624(男1,316・女1,308),厩116,寺院5,学校1,水車場4(徴発物件)。同年小蔵~長野間の道路改修工事が竣工し,車馬の便を得るようになる(庄崎家文書・糸島郡誌)。大正9年長野峠を越えて佐賀方面に通じる新道の建設工事が始まり,翌年開通(糸島郡誌)。昭和7年現県道前原(まえばる)富士線の工事が始まり,翌年完成。同8年長野~本間の道路の新設改修工事が行われる(前原町誌)。同30年1月1日前原町の一部となり,村制時の6大字は同町の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7213184