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西川村
【にしかわむら】


(近代)明治22年~昭和29年の鞍手郡の自治体名。遠賀(おんが)川支流の西川上流域に位置する。長谷(ながたに)・新延(にのぶ)・新北(にぎた)・八尋(やひろ)・長谷(はせ)・室木の6か村が合併して成立。長谷(ながたに)村は大字永谷となり,他の旧村名を継承した5大字とともに6大字を編成。役場を新北に設置。村名は,西川の流域に沿うため西川筋ということから選定(県史資料2)。合併時の戸数599・人口3,476,地積は田423町・畑134町・山林829町・原野298町など計1,806町。明治24年の戸数712・人口3,592(男1,843・女1,749),厩93,寺院7,学校3,船160(徴発物件)。昭和30年1月1日鞍手町の一部となり,村制時の6大字は同町の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7213506