馬場
【ばば】
旧国名:筑後
矢部川中流右岸に位置する。地名の由来は流鏑馬の馬場があったことによるという。白鳳元年創建と伝える熊野速玉神社があり,祭礼には神幸・猿楽・流鏑馬が行われていた。境内に創建の際に御神木として植えられたという大楠があり,途中で椿の幹が癒着し,南馬場の大樟として県天然記念物に指定された。同社の西に聖光上人が在住したという浄土宗紫雲山天福寺がある。
【馬場村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【馬場(近代)】 明治22年~現在の大字名。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7213889 |