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馬場
【ばば】


旧国名:豊前

祓川上流にも馬場村(現犀川(さいがわ)町木井馬場)があったので下馬場村とも呼ばれた(人畜改帳・元禄7年神社記)。覗山の西北麓に位置する。河川に恵まれないため,覗山山麓に大迫池・イモリ池・松山池など7つの池がある。地名の由来は,往古覗山に城があり,その馬場だったことによるという。集落はずれの松山中腹に松山子安観音堂があり,安産と授乳の観音様として厚い信仰が受けつがれ,毎年2月18日の大祭は大勢の参拝者でにぎわう。古墳は観音山古墳群・代古墳群・小迫谷古墳がある(京都郡誌)。
馬場村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
馬場(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7213890