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東小姓町
【ひがしこしょうまち】


(近代)明治5年~昭和39年の町名。はじめ那珂郡,明治11年福岡区,同22年からは福岡市の町名。那珂川下流左岸,福岡城の東に位置する。江戸期は福岡藩の中級武士の屋敷町であった。紺屋町の縦筋を境に東側を東小姓町,西側を西小姓町とした。町名は,江戸期に当町に住んだ徒士が御小姓頭の支配下にあったことに由来するとみられる。大正期,漬物屋・豆腐屋・米屋・醤油屋など日用品の商店が多く立ち並んだ(福岡町名散歩)。明治22年の戸数31・人口136。昭和39年大名1~2丁目となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7214070