角川日本地名大辞典 九州地方 福岡県 9 広瀬【ひろせ】 筑肥山地の一部を形成する清水連山の北端山間部から矢部川中流左岸の平地にかけて位置する。地名は川の水が浅いところから起こり,小字が成立していたが,禅院・山中両村が合併する時,著名な広瀬堰にちなんでつけられたという。地内には山中古墳群や藤ノ森古墳があり,建仁元年葉上大僧正の開基と伝える建仁寺がある。【広瀬村(近代)】 明治9~22年の村名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7214310