100辞書・辞典一括検索

JLogos

12

福吉村
【ふくよしむら】


(近代)明治22年~昭和29年の自治体名。はじめ怡土(いと)郡,明治29年からは糸島郡に所属。二丈岳西麓および十坊山北麓に位置し,北西は玄界灘に面する。吉井・福井・鹿家の3か村が合併して成立。旧村名を継承した3大字を編成。合併時の戸数666・人口3,256,地積は田309町・畑76町・山林567町・原野897町など計1,953町。明治24年の戸数660・人口3,410(男1,702・女1,708),厩348,寺院5,学校3,水車場11,船60(徴発物件)。昭和25年の世帯数1,000・人口5,609。北九州鉄道により大正12年浜崎~福吉間,同13年福吉~前原(まえばる)間,同15年博多~東唐津間に鉄道が敷設され,地内には鹿家・大入・福吉の各駅を設置。同線は昭和12年国鉄筑肥線となる。同30年1月1日二丈村の一部となり,当村の3大字は二丈村の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7214396