三河町
【みかわまち】

(近代)大正期～昭和20年頃の通称地名。八幡製鉄所東門の西，鹿児島本線線路沿いの町。岡田町（１丁目）と鉄管町（１丁目）を結んでいた。製鉄所開所以来の通用門の正面にあたり特殊飲食店街があった。昭和７年には36戸を数えた。同20年８月の八幡大空襲で一帯は焼失，戦後の復興計画で町域の一部は戸畑バイパスの道路敷となった。現在の中央２丁目のうち。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7214831