三ツ頭山
【みつかしらやま】
粕屋郡の篠栗(ささぐり)町と久山町の境界にある山。北側から最高点の562.8m,558.1m,554.0mの3つのピークをもつ山容から三ツ頭山と称すると伝える。山頂へは,篠栗町篠栗の上町から県道鳴淵宗像線で萩尾まで行き,萩尾の西浦原から登る。かつては全山雑木に覆われ,炭焼も盛んであったが,植林が進み,山頂付近はヒノキ,中腹はスギの見事な美林となっている。山林の多くは個人所有だが,山頂付近は萩尾の共有林となっている。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7214895 |