100辞書・辞典一括検索

JLogos

10

光行村
【みつゆきむら】


旧国名:筑前

(近世)織豊期~江戸前期の村名。筑前国早良(さわら)郡のうち。光行寺村ともいう(続風土記)。福岡藩領。もとは光行・石丸・拾六町・山門(やまと)(下山門)の4か村は一村であったという。天正年間の「指出前之帳」では,当村は上・下2か村に分けられ,地積・分米は,上光行村が田39町余・506石余,畠3町余・28石余,合計43町余・535石余,下光行村が田40町余・523石余,畠5町余・32石余,合計45町余・556石余。村高は,「慶長国絵図」760石余,「正保郷帳」624石余(田586石余・畠38石余)。福岡藩3代藩主黒田光之の諱に触れることから,福重村と改称(続風土記拾遺)。「元禄郷帳」には福重村と見え,「古ハ光行寺村といふ」と注記されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7214911