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南大牟田村
【みなみおおむたむら】


旧国名:筑後

(近世)江戸期の村名。筑後国三池郡のうち。筑後平野の南端に位置する。はじめ柳川藩領(田中氏),元和7年三池藩領,文化3年からは幕府領。村高は,「元禄国絵図」635石余,「天保郷帳」977石余。天明8年円通寺が開基。文化8年伊能忠敬が当地を測量。同10年蓮心寺が開基(柳河年表/県史資料5)。安政6年コロリ病(コレラ)が流行し,死者多数を出す(高石家文書)。幕末・維新期に単に大牟田村と称するようになったと思われる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7214949