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三柱神社
【みはしらじんじゃ】


山門(やまと)郡三橋町高畑にある神社。旧県社。祭神は戸次道雪鑑連(柳川藩祖)・立花宗茂(初代藩主)・誾千代(道雪娘,宗茂妻)。天明3年8代藩主立花鑑通が三の丸にあった長久寺に道雪を祀った小祠を建て,梅岳霊神の神号を授けられたのが起源。文政3年宗茂に松陰霊神,誾千代に瑞玉霊神の神号を得て,日吉神社(柳川市坂本町)に仮宮を設け,同6年梅岳社に併祀。同9年10代藩主鑑賢が現在地に新宮を創建し,3神を遷し三柱明神と称し,新宮を三柱神社とした。現在も御新宮と通称する。明治8年,県社となる。毎年10月11日御賑会(おにぎえ)が催され,この時,各町から山車がだされる。この日,県無形民俗文化財「どろつくどん」が奉納される。境内には,戊辰の役以来の霊を祀る柳川護国神社等がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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