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夫婦木村
【みょうとぎむら】


旧国名:筑後

(近世)江戸期~明治9年の村名。筑後国山本郡のうち。耳納(みのう)山地の発心山の北麓扇状地に位置する。はじめ柳川藩領(田中氏),元和6年からは久留米藩領。泉組に属す。村高は,「元禄国絵図」125石余,「在方諸覚書」の古高100石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに132石余。文化4年には田5町余・畑7町8反余・居屋敷1反7畝余(農政農民史料集)。寛政元年の人数40,馬4,年貢撫6斗3升(筑後上三郡取調手鑑)。庄屋は小山田村庄屋の兼務が多い。鎮守は早鷹天神社。明治7年山本郡物産表では茶・櫨実・蜜柑の産出がある。同9年草野村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7215118