安武本
【やすたけほん】

旧国名:筑後

久留米段丘の南西，筑後川下流左岸に位置し，高良台洪積層の北西端にあたる。また北部は筑後川に面する洪水氾濫地帯である。南東部の微高地や小丘には，水沼君や三沼県主にかかわると推定される多くの古墳があった。天文16年土豪安武鑑教が再建した八幡宮は，安武郷諸村の総社でもある。
【安武本村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【安武本(近代)】　明治22年～昭和42年の大字名。
【安武本(近代)】　昭和42年～現在の久留米市の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7215341