矢部川橋
【やべがわばし】

矢部川に架かる橋。筑後市溝口と山門郡瀬高町小田を結ぶ。九州縦貫自動車道が通る。橋長371.4m。昭和48年完成。橋の西方は，国天然記念物源氏ボタルの発生地と船小屋温泉がある。また，左岸の瀬高町側には，柳川藩の田尻惣助・惣馬親子が護岸用に植林した樹齢380年余の1,400本近いクスの美林（国天然記念物）が約１kmにわたって続き，その間に橋が架かる。１日の平均交通量は約２万4,000台（昭和58年）で，開通時の４倍近くに増加。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7215419