100辞書・辞典一括検索

JLogos

11

湯納楚温泉
【ゆのそおんせん】


久留米市荒木町藤田にある温泉。その昔,カモが湧水で傷を養生していたのを猟師が見つけ,切傷・胃腸病などに効くことを知り,藩主に水を納め続けたことが,温泉名の起源といい,大正期から湯治場となった。泉温19℃,切傷・皮膚病に効能があるという。現在,休憩場や宴会施設を伴う風呂屋が1軒あり,付近の住民を中心に利用客がある。久留米から国道3号をバスで約25分南下した所に位置し,付近一帯の洪積台地は,ナシ・ブドウの生産地。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7215539