角川日本地名大辞典 九州地方 福岡県 6 吉北【よしきた】 旧国名:筑前 遠賀(おんが)川左岸に連なる丘陵地に位置し,小高い所に集落がある。地名の由来は,新しい開墾地を「アラキ」というが,荒を吉の嘉字にかえ,場所あるいは田の意の「タ」と結びついて吉北になったといわれる。また,北隣の字名を芦北(小竹町)といい,ヨシ・アシが生い繁っていたことにちなむともいわれる。【吉北村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【吉北(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7215596