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若戸大橋
【わかとおおはし】


洞海湾に架かる釣橋。北九州市の戸畑区川代2丁目と若松区本町1丁目を結ぶ。国道199号が通る。橋長は,全長2,068m,海上部680m,中央径間367m。起工は,昭和34年3月30日。当時は東洋一の釣橋として,日本道路公団が建設を進め,総工費約51億円で,同37年9月26日に開通。海上42mに車道2車線と歩道があり,歩行者はエレベーターで橋上に登る。計画段階では,海底トンネル案もあった。昭和54年には,県の幹線道路協議会による,4車線への方向づけも発表された。1日の通過車両は開通時の6,000台から,5年後には3万台に増加。若戸渡船のバイパスではなく,動脈としての役割を果たしている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7215738