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飯盛山
【いいもりやま】


多久(たく)市北多久町多久原字相ノ浦,天山山地南麓付近の山。標高440m。当山の南斜面一帯に球状閃緑岩が散在していることで知られ,この岩石は,宮城県白石市・香川県観音寺市など全国の7か所で確認されている珍しいものである。ヨーロッパではコルシカ島に存在することからナポレオン石ともいう。火成岩中の深成岩の1変種で,基質の中に球顆が入っている。相ノ浦ではカイガラ石と呼ばれ,県天然記念物である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7215906