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岩蔵
【いわくら】


旧国名:肥前

岩倉とも書く。天山山地の東谷に発する荒谷川に石体川・江里山川が合流する山間部に位置する。地名は川西にある雲海山岩蔵寺(がんぞうじ)にちなむという。岩蔵寺は,延暦22年桓武天皇の勅命によって延暦寺の聖命上人が創立,三塔千坊があり栄えたがのち衰退したため,建久3年後鳥羽天皇の勅命で葉上僧正(栄西)が再興した。室町期に兵火に罹り衰退したが,天正18年鍋島直茂によって2堂1舎が再建された。同寺には宋版大般若経と如法経過去帳が伝来する(岩蔵寺縁起)。
岩蔵村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
岩蔵(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7216053