100辞書・辞典一括検索

JLogos

11

牛津川橋
【うしづがわばし】


牛津川に架かる橋。多久(たく)市東多久町納所(のうそ)と小城(おぎ)郡小城町山崎を結ぶ。昭和55年4月開通。長さ115m,幅8.75m,コンクリート製PC構造,高さ10m,水銀灯2基,北側には幅1.5mの歩道を付けている。納所と山崎の両地区は昭和の初めまでは渡し船で往来,廃止後は上流の多久市の古賀橋か,下流の牛津町の牛津大橋まで遠回りをしていた。当橋の開通により,納所地区を通る県道別府牛津停車場線と山崎地区を通る県道多久長尾牛津線が結ばれ,交通がいっそう便利になった。山崎は藩政期は勝(かす)ケ里境より西川(さいかわ)を経て別府(べふ)に至る唐津(からつ)往還の要地であった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7216088