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牛原川内村
【うしはらかわちむら】


旧国名:肥前

(近世)江戸期の村名。養父(やぶ)郡のうち。背振山地東端,九千部(くせんぶ)山南東麓に位置する。対馬藩田代領。村高は,「肥前国郷村畝高帳」(新鳥栖市史)によれば,文禄検地高は見えず,慶長検地高は82石余,「天保郷帳」では120石余,「旧高旧領」には見えない。臨済宗万歳寺は,寺伝によれば応永9年7月没の宗謙の開山で,当初は天台宗であったと伝えられる。「明治11年戸口帳」によれば牛原村のうちに「牛原川内村」と見え,戸数10・人口53。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7216094