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大津村
【おおつむら】


旧国名:肥前

(近世)江戸期の村名。佐賀郡のうち。筑後川流域西岸の平坦地に位置する。佐賀本藩領。川副(かわそえ)東郷に属す。村高は「正保国絵図」「天明村々目録」では153石余,「天保郷帳」では200石余,「旧高旧領」には見えない。「宝暦郷村帳」では1村として見え,「天明郷村帳」では小村に下徳富村がある。幕末期,林勝逸・福岡又兵衛の私塾があった(東川副村誌)。明治2年「新北神社略記」によれば下大津村には37戸の氏子がいた。「明治7年取調帳」「郷村区別帳」によれば徳富村の枝村として見える。「明治11年戸口帳」によれば,徳富村のうちに「大津分」と見え,戸数73・人口349。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7216269