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上関屋村
【かみせきやむら】


旧国名:肥前

(近世)江戸期の村名。佐賀郡のうち。上関屋山ともいう。背振山地南部,古場川流域に位置する。佐賀本藩領(上佐賀代官所支配)。山内分に属す。村高は,「天明村々目録」では185石余,「天保郷帳」では241石余。「宝暦郷村帳」では小村に藤瀬村・下ノ原村がある。「天明郷村帳」では関屋山と見え,小村に小路・藤ノ瀬・下野原がある。寺院は曹洞宗大仙寺(昭和32年北山ダムの完成により水没)。「郷村区別帳」では上関屋山と見え,枝村に下関屋・曹蒲山・畑瀬山があり,反別166町余。「明治11年戸口帳」では関屋村のうちに「上関屋村」と見え,戸数60・人口270。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7216531