国造干拓
【こくぞうかんたく】
佐賀郡川副(かわそえ)町にある干拓地。昭和30年に計画され,同38年着工したが,堤防は直立式から緩傾斜式に決まった。同44年潮止め工事を完了し,地区内工事にかかり同47年完成。242町2反が造成された。計画によれば45戸の入植者と61戸に増反を行うことにしていたが,国の減反政策により,県が国より用地を買収した。それはここに飛行場を建設する計画を考えたからである。最近飛行場建設の計画が具体化しているが,まだ正式に決定したわけではない。現在のところ干拓地は未利用となっている。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7216934 |