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神六山
【じんろくやま】


武雄(たけお)市西川登町神六と杵島(きしま)郡山内町大字犬走との境にある山。標高447m。第三紀層の上を玄武岩がおおう台地状の山。東南麓にある神六の地名は「慶長国絵図」に見られ,地名の由来について,神六にある神六神社は織田信長の家臣前田備前守利清が鏡山神社の分霊と弓矢を神体として祀ったので「神(じん)の具」と呼ばれ,「じんろく」に転化したものであろうと伝えられている。当山は比較的傾斜が緩やかで,山頂近くまで茶畑があり,標高370mくらいまで水田化されている。南斜面は六角(ろつかく)川の源である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7217358