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須古郷
【すこごう】


旧国名:肥前

(近世)江戸期の郷名。杵島(きしま)郡のうち。須古庄ともいう。佐賀藩の農村支配のために設けられた行政区画の1つ。属する村は貞享4年の御領中郷村附によれば,神辺村・牟田(馬田)村・小嶋村・新町・白川町・黒木町・湯崎・川津村・嘉瀬川村・馬洗(もうらい)村・上黒木村・今町・堤村・久治村の14か村。「宝暦郷村帳」によれば,当郷に属する村は神辺村・牟田村・小嶋村・今町・新町・白川町・黒木町・堤村・湯崎村・川津村・嘉瀬川村・船野村・馬洗村・宝蔵寺村(小村は古町村)・上黒木村(小村は田中村)・下黒木村。現在の白石(しろいし)町の西南部と有明町の一部に及ぶ。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7217372