竹原里
【たかはらり】
旧国名:肥前
(古代)条里の里名。正平16年11月2日付興澄寄進状案に「ひせんのくにかんさきのしやう上条かうたかハらかり(竹原里)廿八坪二反四丈の事」とあり,上条郷に属していた(仁比山神社文書/神崎荘史料)。遺称地は神埼(かんざき)町志波屋の竹原。竹原は上竹原・下竹原からなるが,上竹原が戊久米(つちのえくめ)里の遺称地であることから下竹原がその遺称地になる。上条郷の南限と思われ,条は他の古文書の内容から6条になる。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7217507 |