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天祐寺川
【てんゆうじがわ】


佐賀市の市街地西北部から流入する多布施(たふせ)川から,国鉄長崎本線の鉄橋付近で分流し,同市の中折町を経て本庄町付近でクリークに吸収される川。延長2.0km。「佐賀郡誌」によれば,「天祐寺川は神野村高岸農学校北に於て多布施川より分る。流域は神野村中折を経て佐賀市天祐寺町・伊勢屋町其他市内を通過し,本庄村・西与賀村・東与賀村・中飯盛・下飯盛を経て大野に至り,本庄江の末流に架設したる白鳥石樋(落井樋)に達す。延長約四千七百五十間なり」とある。川名は,元和元年に創建された天祐寺に由来する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7217752