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道地村
【どうちむら】


旧国名:肥前

(近世)江戸期の村名。神埼(かんざき)郡のうち。堂地村とも書く。佐賀平野中央部,城原(じようばる)川西岸に位置する。蓮池(はすのいけ)藩領。蒲田郷に属す。「宝暦郷村帳」「天明郷村帳」ではともに1村として見える。「天明村々目録」「天保郷帳」「旧高旧領」には村名は見えず,村高は不明。村名の由来は出雲神社の殿堂があったことにちなむとも伝える(神埼郡郷土誌)。宝暦8年創建の曹洞宗慈雲山法雷寺は周悦を開基とし,蓮池城下にある宗眼寺の末寺であった。「明治7年取調帳」「郷村区別帳」ではともに小松村の枝村に見える。「明治11年戸口帳」によれば,小松村のうちに「堂地村」と見え,戸数35・人口166。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7217774