100辞書・辞典一括検索

JLogos

13

徳蓮岳
【とくれんだけ】


多久(たく)市西多久町と杵島(きしま)郡北方(きたがた)町との境にある山。標高443.6m。山体は第三紀層の上を玄武岩がおおう。「小城郡村誌」の板屋村の項に「徳蓮岳 村ノ南西ニ在リ,高百九十間,周囲二里,南ノ方杵島郡大崎村ニ属ス。山頂ヲ両分シ」とある。東南麓に東宮裾遺跡があるが,これは昭和37年発見され,同44・45年に発掘調査されたもので,弥生後期の群集墓遺跡(北方町東宮裾弥生遺跡)である。また,東南麓付近に昭和49年発見され,同51年発掘調査された平安前期の須恵器窯跡の牧古窯跡がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7217807